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電気の請求書や検針票って分かりにくいとお思いではないですか?
普段見慣れない単位や、謎に追加されている再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)や燃料費調整額など聞きなれない単語であふれているので、よく分からないままスルーしていませんか?
毎月払う光熱費を安くするには契約している電力会社の請求書を理解して、どういう料金形態かを知る必要があります。
そこで今回は家庭で一番使われている従量電灯Bタイプの請求書を見ながら、単語や単位の意味、料金形態の見方をお伝えします。
電気料金の請求書の見方
こちらは筆者宅に届いた実際の請求書です。
※個人情報、会社情報などは隠しています。

この請求書を元に、電気料金の請求書に記載されている情報を解体していきます。
①契約者情報
契約者の情報が記載されています。
・お振込人
・お客様番号
お客様番号などは請求書を管理する為にあり、電気会社によって記載しているところとそうでないところがあります。
九州電力の場合、お客様番号はこのような構成になっています。

②振込金額(請求金額)
今回の請求金額が何月分でいくらなのか、そのうちの消費税がいくらなのかが記載されています。
③料金内訳
ここが請求書の肝となる部分です。
電気料金は基本料金と使用した電気量に応じて発生する電気量料金と再エネ賦課金などの合計で請求額が決まります。
細かい内訳や単語の意味に関しては、後ほどお話しします。
④電気使用量
その月に使った電気の使用量が記載されています。
この量によって電力量料金が変わってきます。
⑤使用期間・支払期日
今回の請求書が何月何日から何月何日まで使用した分の請求書なのかが分かります。
またこの請求書のお支払い期日も記載されています。
⑥会社情報
契約している電力供給会社の情報が記載されています。
・会社名
・契約営業所名
・電話番号
などが記載されています。
⑦契約種別・契約プラン
こちらは請求書のタイプによって載っているもの、載っていないものがあります(資料画像は記載なしのタイプ)。
契約種別については色々種類があるので、後ほど細かくでお話しします。
多くの方は標準となる従量電灯で契約しています。
⑧契約容量
こちらは請求書のタイプによって載っているもの、載っていないものがあります(資料画像は記載なしのタイプ)。
こちらは引っ越し時に決める、同時に使える電気の容量のことです。
少ないアンペア数だと基本料金が安くなりますが、アンペア数を下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるというリスクがあります。
電気代の請求書に載っている単語の意味は?
kWh(キロワットアワー)って何?
kWhとは電気の使用量を図る単位のことです。
キロワットアワーはキロワット(kW)とアワー(h)の2つに分解すると分かりやすいです。
キロワットは電気を使う時に瞬間的に必要な電力のことで、それをどれくらいのアワー(時間・期間)使ったかによって、電気量が変わってきます。
電力や電気量(電気使用量)の話はよく蛇口と水の関係で例えられます。

私たちは日々色々な家電製品を使いますが、その一つ一つを動かすのに電力が必要です。
その電力が水道の蛇口から出る水と同じなんです。
ドライヤーやアイロンの様に一度にたくさんの電力が必要な家電製品は、蛇口をゆるめて一度に大量の水(大量の電力)を出すことと同じです。
逆に照明器具の様に使用時に少ししか電力が必要では無いけど、長時間つけっぱなしにするものは、蛇口を締めて少しずつ水を長い時間出すことと同じです。
そして使った電力(水)を溜めたものが、電気使用量となります。
この電力(水)を1ヶ月溜めたのが1ヶ月の電気使用量で、この量を元に請求される電気代が変わるんです。
よく使う家電製品で電気代を計算してみましょう。
電気代は以下のような計算式で算出できます。

消費電力:その家電製品を使う時にかかる電力(単位=W)
1000:wで出された消費電力をkWに変換する為
使用時間:その家電製品を使った時間(単位=h)
27:電気料金は一定ではないので、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めた標準電気料金
アイロンの電気代
(例)アイロンの消費電力を平均的な1000Wとし、アイロンを15分使った場合。
1000(W) ÷ 1000 × 0.25(h) × 27=6.75円
蛍光灯の電気代
(例)10帖用の蛍光灯の消費電力を平均的な75Wとし、6時間つけっぱなしにした場合。
75(W) ÷ 1000 × 6(h) ×27=12.15円
再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)
再エネ賦課金は2012年7月に制定された再生可能エネルギー特別措置法で定められました。
使用した電力量に一定の数字をかけて、算出します。
※この数字は、電力会社や契約プランによって異なります。
(例)九州電力で従量制供給プランを利用している場合、1kWhあたり2.98円(2021年2月現在)。
集められたお金は、太陽光発電・水力発電・風力発電・地熱発電・バイオマス発電など色々ある再生可能エネルギーで作られた電力を電力会社が買い取り、広く普及するために使われます。

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今すぐに関係してくることではないんですが、再生可能エネルギーによる発電の普及率が上がると、エネルギーの自給率が上がります。
現状、日本の電力は化石燃料に依存しているので、原料の価格が高騰すると一定の価格で電力を届けられなくなってしまいます。
そうならないように自国での発電の力をつけようという動きなんです。
燃料費調整額
再エネ賦課金の部分で話したことに付随するのですが、、、
電気供給にかかるコストで燃料費に関しては、原油価格や為替の影響をもろに受けてしまいます。
燃料費の変動をすぐに電気料金に反映するために、別枠で記載されるようになりました。
再エネ賦課金と同じく、その月に使用した電気量に一定の数字をかけて算出します。
※この数字は、電力会社や契約プランによって異なります。
ですので燃料費が多くかかった月は高めに、燃料費が安かった月には安く設定されます。
料金内訳の透明化なので、親切なんですけど、追加で取られちゃうのはちょっと悔しい気もしますよね(笑)

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電気代の料金形態
現在日本にはたくさんの種類の電気料金プランがあります。
ここでは最も契約者数が多く、一般的なプランである従量電灯Bに関してお話しします。
従量電灯Bの電気代はざっくりまとめるとこのような内訳になります。

ここからは具体的に中身についてお話します。
基本料金
ここは毎月固定でかかるお金です。
前の章でお話ししました、契約容量の大きさによって金額が変わってきます。
契約容量のアンペア数を高めに設定すると、基本料金が高くなります。
基本料金を安くするには契約容量を下げる必要がありますが、下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなります。
(例)九州電力の基本料金プラン ※従量電灯B時
契約容量 | 基本料金 |
10アンペア | 297.00円 |
15アンペア | 445.50円 |
20アンペア | 594.00円 |
30アンペア | 891.00円 |
40アンペア | 1,188.00円 |
50アンペア | 1,485.00円 |
60アンペア | 1,782.00円 |
筆者宅では30アンペアを選択しているので、毎月の基本料金が891.00円となっています。
電気量料金
従量電灯のプランでは電気使用量を三段階に分けて料金表が作られており、電気の使用量によって電気の単価が変わります。
家庭向けの料金プランは「大切な電気を使いすぎないように!」というメッセージを込めて、使用量が多くなると料金単価が上がる設定になっています。
(例)九州電力の電気量料金プラン ※従量電灯B時
電気使用量 | 1kWh当たりの電気料金 | |
第1段階 | 0~120kWhまで | 17.46円 |
第2段階 | 120kWh超過~300kWhまで | 23.06円 |
第3段階 | 300kWh超過分 | 26.06円 |
筆者宅の今月の電気使用量は224kWhでした。
その場合の料金としては・・・
第1段階が120kWhなので、120kWh×17.46円で2095.20円
第2段階が104kWhなので、104kWh×23.06円で2398.24円
第3段階が0kWhなので、0円となります。
その他
単語の意味のパートでお話ししました、再エネ賦課金や燃料費調整額がその他に入ります。
電気使用量に一定の数字をかけて算出します。
(例)燃料費調整額(2021年2月)
九州電力の従量電灯Bプランの場合、1kWhあたり1.80円でした。
224kWh×1.80円=403.20円
(例)再エネ賦課金(2021年2月)
九州電力の従量電灯Bプランの場合、1kWhあたり2.98円でした。
224kWh×2.98円=667,52円
まとめ
今回は電気料金の請求書の見方や、電気代の料金形態についてご紹介しました。
電気料金のプランは会社によって異なりますが従量電灯のプランが基本となって出来ているので、今回の内容を理解すると電気料金が何で構成されているかが把握しやすくなります。
「うちはそんなに電力を使う家電製品を使わないから、基本料金を下げるために契約容量を変えようかな?」とか「今月は第3段階まで伝量を使用してしまったから、こまめに電気を消して第2段階に収まるようにしよう!」とか気付けるようになりますので、今後請求書を見る際にこのサイトが参考になれば幸いです。